2022/7/30~8/12
7/30(土) トークイベント
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今よみがえる、すべての始まり。
【ゾンビ映画】の始まりにして金字塔がジョージ・A・ロメロ監修により4K化!
その登場で、すべてが変わった――。当時、弱冠28歳だったジョージ・A・ロメロ監督の長編デビュー作にしてホラー映画の革命的存在、ゾンビ映画の祖となった『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(68)。本作の出現により定義された“ゾンビ像”は、世界各国で現在に到るまで、バージョンアップを経ながらも映画・コミック・アニメ・ゲームなどあらゆるエンターテインメントやアートに影響を及ぼし続けてきた。
その本作を、世界中の名作をレストアしリリースしている米クライテリオン・コレクション社が、逝去する前年である2016年にロメロ、そして共同脚本ジョン・A・ルッソらの監修により4Kデジタルレストア。サウンドトラックに関してもロメロらの監修で新たに修復。画も音も鮮明に、かつてない迫力でよみがえった『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 4Kリマスター版』として、ふたたびその異様さと《恐怖の根源》を以て、猛威を振るう。もっともシンプルかつ揺るぎない力を持ち、映画史における歴史的重要作品は、全人類必見。人間が人間を破滅させていく――常に社会風刺を込めてきたロメロならではのテーマは時を越え、我々に今、痛烈に襲いかかる。
父の墓参りにやってきたバーバラと兄のジョニーに、突然よみがえった死体が襲い掛かる。ジョニーは抵抗するも殺害され、バーバラは恐怖と悲しみに襲われながら近くの民家に逃げ込む。彼女に続けて飛び込んできたのは、黒人青年のベン。地下室には、若いカップルのトムとジュディ、クーパー夫妻と大きな傷を負った娘のカレンが隠れていた。外部との連絡も取れないまま、民家はゾンビの群れに取り囲まれていく。ベンはゾンビの侵入を食いとめながら脱出の方法を探るが、クーパー夫妻の夫ハリーは救助が来るまで地下室に隠れていることに強くこだわり、対立を深める。容赦なく押し寄せてくるゾンビの群れ。彼らは生き延びることができるのか……?